ミシンゾーン
ブラザー初の家庭用ミシン
15種70型(1932年)
創業者兄弟の一人である安井実一が、日本で初めて家庭用ミシンの心臓部であるシャトルフックの量産化に成功し、大きな収益をあげました。これを機に兄弟がよりいっそう力を合わせ、長年の夢であった家庭用本縫いミシン「15種70型」の第1号機が誕生しました。 創業者兄弟の長男である安井正義がミシン国産化を志してから11年目の事でした。また、この製品はわが国のモノづくりの中核を担い続ける中部地域の機械工業の歩みを物語る製品として2007年経済産業省から「近代化産業遺産」に認定されています。