ミシンゾーン

麦わら帽子製造用環縫ミシン
(昭三式ミシン)(1928年)

国産ミシンの製造を実現するために、創業者兄弟が水圧機製作の次の段階として挑んだのが麦わら帽子製造用環縫ミシンの製造でした。昭和3年に発売されたこのミシンは「昭三式」と名付けられましたが、漢字の名前はスマートではないということで、商標は兄弟が協力した成果を踏まえ「ブラザー」としました。ちなみに、この麦わら帽子製造用環縫ミシンは日本の機械技術の発展史上重要な成果を示すものと評価され、2007年、日本機械学会によって「機械遺産」に認定されています。

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