ヒストリーゾーン

ドットマトリクスプリンター
M101(1971年)

コンピューター市場に小型コンピューターが普及し始め、それに対応するプリンターが求められるようになりました。その中でブラザーはアメリカのベンチャー企業セントロニクス社と共同で「高速ドットマトリクスプリンター」を開発しました。タイプライターのような活字ではなくドットで印刷することは当時社内でも強い抵抗感がありましたが、汎用性が広く、グラフィック対応機能に発展性があるとの経営判断から、将来を見越して共同開発への決断が下されました。このプリンターの開発にかかわる技術革新は、ブラザー製品のメカトロニクス化を推し進めました。

戻る